アロマテラピー(トリートメント)の豆知識
アロマテラピーとは
アロマテラピー(トリートメント)は、植物由来の精油(エッセンシャルオイル)を用いて、リラクセーションやストレスケア そして美容や健康維持、疲労回復などを目的として行う健康法です。
バイタルナビでは、ボディケアを目的に、精油(エッセンシャルオイル)を直接ボディーに塗りトリートメントするセラピーのことを、
アロマテラピー(トリートメント)としました。メンタルケアに重点をおいたセラピーは、
アロマテラピー(メンタルケア)としました。
アロマテラピーはこんな方にオススメ
トリートメントにより、コリをほぐし、血液やリンパの循環を活発にし、エッセンシャルオイルの成分により、新陳代謝を促し、リラクゼーション効果があると考えられています。
代表的なエッセンシャルオイルとその効果
レモン・・・解毒、免疫系と肝臓への刺激
ベチバー・・・ホルモンの調節、腺と神経系への刺激
ローズマリー・・・鎮痛、筋緊張の緩和
ペパーミント・・・鎮痛、健胃、消炎
カモミール・・・鎮静、緩下、抗アレルギー
ユーカリ・・・感染症による症状の緩和
ローズ・・・女性ホルモンの調整
ラべンダー・・・鎮静、緩下、血圧低下
※日本では、民間療法として位置づけられています。
その他、
・リラックスしたい方
・ゆったりトリートメントを受けたい方
・ストレスが溜まっている方
・香りの好きな方
・アロマテラピーを体験してみたい方 など
アロマテラピーの歴史
アロマテラピーとは、「アロマ(aroma)=芳香」、「テラピー(therapy)=治療」の意味で、植物の持つ芳香成分を利用した健康法のことです。そのルーツは紀元前3000年のエジプトに遡る事が出来ます。古代エジプトでは香りを楽しむだけでなく、ミイラの防腐剤、医療行為、香水として使用されていました。また、紀元前400年古代ローマにおいても、芳香療法は医療として用いられていました。医師・ディオスコリデスはその著書「マテリア・メディカ(薬物誌)」にて、600種類もの植物を取り上げその効果を検証しています。11世紀にはエッセンシャルオイル(精油)の代表的な抽出方法である水蒸気蒸留法が確立され、17世紀ヨーロッパでペストが大流行した際には消毒にエッセンシャルオイルが使用され、民間療法として広まっていきました。19世紀に入ると西洋医学の発展により、アロマテラピーは衰退していきます。しかし、20世紀になると、フランスでは、ジャン・バルネやルネ・モーリス・ガットフォセらにより主に精油の薬理作用に関する研究がなされ、またイギリスでは、マルグリット・モーリーやロバートティスランドにより、こころとからだのバランスをはかるホリスティック(=包括的)医療としての研究がなされ、アロマテラピーは学術的に発展をとげていきます。「アロマテラピー(芳香療法)」という言葉が広まったのもこの頃です。
以後、フランスではメディカルアロマテラピーが、イギリスでは主に美容、リラクセーション、補助療法として、評価を得てきました。
さて、
アロマテラピー(トリートメント)ですが、正確な起源は分かっておりませんが、古代エジプトでマッサージにエッセンシャルオイルが用いられていたなのではないかと考えられています。現代になり、
アロマテラピー(トリートメント)はスウェーデン人のパー・ヘンリック・リン氏によって体系化された
スウェディッシュマッサージに大きな影響をうけ発展しました。
アロマテラピーの技術
アロマテラピー(トリートメント)の最大の特徴は、エッセンシャルオイルを使ったトリートメントです。トリートメントの自体の利点のほかに、エッセンシャルオイルを利用する事により、エッセンスが皮膚を通じて体内に浸透すること、さらに芳香があることから生じる精神的な効果が利点です。手技は、
スウェディッシュマッサージの鎮静的な軽擦法と、
指圧などに見られる親指による深部への圧迫を取り入れています。
※アロマテラピーのエッセンシャルオイルは、非常に濃縮されたのものなので、絶対に口から体内には取り入れないで下さい。
関連メニュー
サービス・料金
全身トリートメント 60分~ 7,000円~が一般的ですが、ほとんどのお店で半身・部分的なメニューも用意されています。
精油(エッセンシャルオイル)を使用するため、通常の
リラクゼーションマッサージ(オイル無し)に比べて料金が高くなります。また、使用する精油・キャリアオイルの希少価値・質や使用量によっても料金は異なります。
施術前にその日の気分や目的・体調にあった精油を選択し、トリートメントに取り入れます。
脱衣にてトリートメントを受けますが、バスローブやタオルで隠しながら必要な部分のみを施術しますので、全裸になる必要はありません。トリートメント後は、ホットタオルなどでオイルを拭き取りますが、多少べたつきが残る場合があるので、気になる場合はお店に相談しましょう。