指圧の豆知識
指圧とは
指圧は奈良時代に中国から日本に伝えられたあんま術に、明治時代にアメリカから伝えられ、
カイロプラクティックや
オステオパシーなどの技法を取り入れた手技療法です。現在で按摩と
指圧など他の技法をミックスして施術する治療院が増えています。
指圧は現在国家資格となっており、国家資格保有者に施術を受けた場合には、医療控除の対象になります。
指圧はこんな方にオススメ
一般的には、次のような疾患を、按摩・指圧・マッサージの適応としています。
慢性の筋・関節リウマチ、捻挫、打撲、挫傷、筋の萎縮・浮腫、末梢神経麻痺後の筋の栄養・循環障害、瘢痕と癒着、変形の矯正、関節炎、抹消血管不全、神経痛、線維組織炎、疲労、便秘など。
指圧の歴史
指圧は日本で発展した手技療法で、明治時代の治療家達により、按摩術を基に、アメリカから輸入された
カイロプラクティックや
オステオパシーなどを取り入れ生み出された技法です。
指圧の成立年代や創始者について異説はあるものの、
指圧を確立したのは、浪越徳冶郎氏と増永静人氏です。 浪越氏はマリリン・モンローを
指圧した事で、全世界に
指圧(SHIATSU)を普及させ、テレビ出演により、知名度を向上に貢献しました。「
指圧の心は母心、押せば命の泉わく」 のキャッチフレーズをご存知の方もいらっしゃるでしょう。浪越氏が設立した日本
指圧専門学校の第一期卒業生であった増永氏は、
東洋医学の経絡の考え方を
指圧に取り入れ、経絡
指圧を確立しました。経絡
指圧は海外で禅
指圧(ZEN-SHIATSU)として知られています。
昭和22年に「医師以外の者で、あん摩、マッサージ若しくは
指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マッサージ
指圧師免許、はり師免許 又はきゅう師免許を受けなければならない」と規定され、按摩師と
指圧師は、厚生大臣が認定する国家資格になりました。
指圧の技術
指圧は、衣服の上から神経や筋肉に作用させるという点では「按摩」と同じですが、「指圧」はその名の通り、「押す」ことに特徴があります。また、「浪越指圧」と「増永指圧」では、指圧するポイントと、指圧方法が異なります。ポイントという点では「浪越指圧」では解剖生理学の反射区を、「増永指圧」では気の流れる道(経絡)のツボ(経穴)を指圧します。方法という点では、「浪越指圧」は親指や手のひらで指圧しますが、「増永指圧」では、親指や手のひらに加え、膝や肘を使い指圧します。膝や肘を使う理由は、指より面積の広い部分で圧力を掛けることにより、患者への負担を軽減しようとの意図があります。
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