「タラソテラピー」に関する豆知識を紹介します。
タラソテラピーとはギリシャ語のタラッサ「thalasso(海)」とフランス語のセラピー「therapie(治療)」の複合語で、1876年フランス人医師ラ・ボナティエール博士によって名付けられました。日本では「海洋療法」と呼ばれています。フランス厚生省では「海水・海藻・海洋性気候のもつ医学的な治療効果を治療目的として利用する自然療法である」と定義しています。 日本では、リラクゼーションを目的にサービスが提供されています。
タラソテラピーは、海水や海産物、そして海辺の気候などの自然を活用し、人間が持つ自然治癒力を引き出すと考えられています。 フランスでは治療のほか、機能回復などのリハビリテーション、老化予防、美容・痩身などに効果があり、また、体の全体的な抵抗力を高めたり、新陳代謝を活発にすることなどによって、健康増進や諸病の予防にも有効であると考えられています。 ※日本では、民間療法として位置づけられています。
タラソテラピーの起源は古く、古代ギリシャのヒポクラテスが温かい海水を利用した海水浴を発明したのが始まりといわれています。また、タラソテラピー同様、海の恵みを利用したデッドシー(死海)セラピーは紀元前1世紀頃クレオパトラが死海のミネラル成分の全権を得たころから始まったと言われ、彼女の命令の基に医薬・化粧品製造所が建てられたという記録も残っています。 16世紀にフランスのアンリ3世が海水で皮膚病を克服したことから、注目されるようになりました。19世紀に入ると海水治療の効果も科学的に研究されはじめ、フランス人医師ルイ・バゴは、ロスコフに世界初のハイドロテラピーセンターを1899年に開設、医師のデニス・ルロイは器具や方法を改良するなどしてフランスでの運動温泉療法を確立、1964年にタラソテラピーは、フランスでブームになりました。 現在フランス国内にはブルターニュ半島を中心に70ヶ所以上のセンターが設立されています。その目的も本来の健康保険も適用される治療を目的としたものから、予防医学的にストレス解消やリラクゼーションを目的とするセンター、ダイエットや禁煙プログラムをとりいれたエステティック的なセンターと多様化しています。
ハイドロテラピー(水治療法)・・・ジェットシャワー、ジェットバス、気泡マッサージバス、などの施設に入り、特定の部位に刺激を与えツボや筋肉をマッサージします。 アルゴテラピー(海藻療法)・・・海藻をパウダー状にし、温めた海水でペースト状にしたものを顔を除く全身に塗りパックします。 ファンゴテラピー(海泥療法)・・・海の泥を顔を除く全身に塗りパックします。
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