「マタニティケア」に関する豆知識を紹介します。
マタニティケアとは妊婦の状態に配慮した治療・トリートメントのことで、妊娠期の諸症状を緩和することを目的としています。 妊娠すると女性の体は大きく変化します。おなかの中で、そして出産後、赤ちゃんを守り育てるためにお母さんの体へと変化していくのです。この時、妊娠中に特徴的なマイナートラブルが起こります。また妊娠月齢が進むと大きくおなかがせり出し、普段の生活でするような当たり前の姿勢ができなくなったりします。また薬を使うにも、胎児への影響に配慮しなければなりません。 ◎妊娠期に起こるマイナートラブル ・精神的不安定 ・肌状態が変化する ・貧血 ・足のむくみ ・こむら返り ・腰痛 ・背部痛 ・肩こり ・静脈瘤 ・妊娠線 こうした妊婦の状態に配慮した治療・トリートメントを行い、妊娠期の諸症状を緩和しようとするのがマタニティケアです。
・整体・マッサージ (⇒あんま・マッサージ) 自分の体重に加え、妊娠後期には10kg前後にもなるお腹を支え、バランスの悪い状態で生活するために起こる腰痛、背部痛、肩こりなどには整体やマッサージが有効です。この時、妊婦のおなかに圧が加わらないような配慮が必要です。妊婦でもうつぶせになることができる、穴のあいた特殊なベッドを使用することもあります。 ・マタニティアロマ (⇒アロマテラピー(トリートメント)) リラックスや精神の安定のためにはマタニティアロマがおすすめです。 香りだけでも気分を落ち着けリフレッシュするのに有効ですし、オイルマッサージはむくみの解消や妊娠期一時的にデリケートになる肌のケアや妊娠線の予防に役立ちます。母体の精神状態の安定は、胎児がおなかの中で安心して生まれてくる準備をするためにも重要です。 ・マタニティヨガ 体重の増えすぎや運動不足解消にはマタニティヨガもいいでしょう。 マタニティヨガは、通常のヨガの応用ですが、妊婦でも無理なくできるようなポーズや分娩に役立つエクセサイズで構成されています。心身のリラックス、分娩時の呼吸が楽にできるようになる、精神集中が高まる、出産に向けての不安を取り除くなどの効果が認められています。
精油にはそれぞれ効果がありますが、その効果・作用が妊娠時に想定されるトラブルに関係する恐れがある場合には、これを使ってはいけないと考えられます。 たとえば、通経作用は月経のバランスを整えたり、子宮の収縮に関与した作用ですが、そのために妊娠中は、流産や胎児に影響を与える原因になるのではないかと考えられます。 また、精油の中には毒性や刺激性があるものもあり、成人にとって少量使用が問題ない場合でも胎児にとっては大きな問題となることが考えられます。とくに器官形成期の妊娠初期ではどのような問題が発生するかわかりません。 このように、妊娠中には使わない方が良い精油、あるいは妊娠週数に配慮しなければならない精油などが存在します。妊娠中にアロマを楽しむ際には、必ずセラピストに相談しましょう。治療院・サロンによっては、妊娠週数や母体の状態を見てトリートメントを受けられないこともあります。かかりつけの産科医ともよく相談して、トリートメントを受けましょう。
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