五月病
五月病とは
「五月病」とはこの時期に良く聞かれる言葉で、4月に新しい生活環境になった人
がその変化に適応しきれなくて、その「ストレス」が影響し心身ともにバランスを
崩す状態をさすようです。
七情学説
東洋医学ではストレスと身体の関係は密接だと考えており、これを「七情学説」と理論付けています。
七情とは人間の感情を「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」に分
け、これらの感情が身体にどのように影響を及ぼすかを説いたものです。
感情は人間の本能的な反応で、臓器やエネルギー、血液循環、体液代謝だけでなく自律神経や免疫機能、ホルモンバランスを通し、身体の健康状態と関係しており、適度なものであれば身体にとってもとてもよい作用があるとしています。
しかし、その感情が度を越えてしまったり、積み重なって溜まっていくと、身体のバランスを崩し、不快な症状を引き起こす原因となってしまうという考えです。
| 五行 | 木 | 火 | 土 | 金 | 水 |
| 五臓 | 肝 | 心 | 脾 | 肺 | 腎 |
| 五腑 | 胆 | 小腸 | 胃 | 大腸 | 膀胱 |
| 五情 | 怒 | 喜 | 思 | 悲 | 恐 |
| 五主 | 筋 | 血 | 肌肉 | 皮 | 骨 |
| 五竅 | 目 | 舌 | 口 | 鼻 | 耳 |
| 五季 | 春 | 夏 | 長夏 | 秋 | 冬 |
| 五味 | 酸 | 苦 | 甘 | 辛 | 鹹 |
例えば、上の表にあるように、極度の怒りは「肝」の機能である自律神経の機能を低下させます。
また、物事を思いつめすぎると「脾や胃」などの消化吸収機能を傷つけ、下痢をしたり胃が痛くなったりといった症状が出やすくなります。
ストレスを上手に発散しましょう!
東洋医学ではエネルギーや血液が充実していて流れがいいと精神も落ち着き、刺激があってもそれほど悪い影響を受けずに済むという意味の言葉「血脈和利、精神乃居」「血気者、人の神、不可不謹養」があります。天候が不安定なこの時期には自律神経の作用に関係する「肝」を養うことが最も大切だと考えています。
そのために、毎日の食卓にエネルギーや血液を養いめぐりを良くさせる食材を「たっぷり」と取り入れるようにこころがけましょう。
また、生活習慣はなるべく自然のリズムにあわせ、忙しい方はリラックスできるような時間を取ることが大切だと2000年前の思想でも教えてくれています。
ストレス解消の中国茶 「ジャスミンティ」
注目すべきはその健康パワーです。ジャスミンの香り成分ベンデルアセテート
は、その香りをかぐことで右脳を刺激し、自律神経の緊張を緩和させ、集中力アッ
プやストレス解消につながることが科学的に証明されているのだそうです。
是非、その芳香と効果をお楽しみください!
2007.5.20 女性と子供のための鍼灸院 養精