
■血気こそ人の生命
中国伝統医学では、2000年以上も昔に、すでに現代医学の考え方と同じく、健康は血気(血液と、そのはたらき)と深い関わりがあることを経験的に知り得ていました。
当時の医学書には治療の本質について、このようなことが記されています。「人の身体には、体表と内臓をつなぐ経脈という伝達路がある。その中には血気(血液と、そのはたらき)が、流れ注がれている。ツボに鍼灸して、血液のはたらきや流れのバランスを均衡に保つと健康は回復する。現れた症状のみに捕らわれず、日頃より血液のはたらきのバランスを調えることを、治療目標にする人が上手な医者である。」と…
血液のはたらきのバランスが悪い状態というのは、血液が充分に行き届かない状態(各所の冷え、こり、しびれ…、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症など)や、血液中の成分の一部が過剰に増減した状態(糖尿病、高脂血症、痛風など)を意味します。
■こんなかたにはり・きゅうはおすすめです
最近、体調がすぐれない…
体がだるい 肩が凝る 食欲がない 眠れない 頭が重い…など
そこで、医師の診察を受けたが、特に異常は見当たらない…
そんな経験は、ありませんか?
東洋医学では、近い将来病気になるであろう一歩前の段階を、
「未病」と呼んでいます。
これらの症状は病になる前に身体が知らせる
「未病」のサインなのです。
2000年以上前の中国の医学書「黄帝内経素問」には、
「上工は病の萌芽を治し 下工は已病(いびょう)を治す」
とあります。
これは、病が芽生える頃の段階で未然に防いでしまうのが、
上手な治療ですよ…という意味です。
いわゆる、「未病治」という、東洋医学における伝統思想のひとつです。

当院では脈診という鍼灸独自の診察法を用いることにより、鍼灸のみによる徹底した身体のバランス調整を行います。
西洋医学的な病名に捕らわれることなく、その時々の身体の微妙な変化に応じたツボを処方し、主に手足に軽い刺激の鍼灸を行い、血液のはたらきのバランスを調えることにより、未病を治し、病を治癒に導きます。
心の病が症状に関係している場合には必要に応じて特殊治療(刺さない針を用いた心理療法)を併用いたします。
鍼はとても軽い刺激で、ほとんどが無痛です。灸もその方の感受性に合わせて自由に対応することができます。赤ちゃんからお年寄りまで安心して受けることができる治療です。
※ディスポーザブル鍼の使用 : 当院で使用する鍼はすべて使い捨てです。
鍼治療で血液を介しての感染症の心配は全くありません。